図書カード:No.00005

河野常吉著作集 別巻Ⅱ 北海道殖民状況報文 日高國

文献名 河野常吉著作集 別巻Ⅱ 北海道殖民状況報文 日高國
文献名よみ こうのつねきちちょさくしゅう べっかん2 ほっかいどうしょくみんじょうきょうほうぶん ひだかのくに
編著者 河野常吉
編著者よみ こうのつねきち
出版社 北海道出版企画センター
初版発行日 1975年9月10日
調査に使用 1975年9月10日初版
底本 北海道殖民状況報文 日高國
底本よみ ほっかいどうしょくみんじょうきょうほうぶん ひだかのくに
著者名 北海道廳殖民部拓殖課
著者名よみ ほっかいどうちょうしょくみんぶたくしょくか
初版発行日 1899年5月25日

掲載の郡ごとに、記述を現代語に書き下しました。


北海道殖民状況報文 日高國

例言

  1. このリポートは、北海道庁の事業担当者である河野常吉、吉田卓、一色藤之助が担当して、道庁嘱託員の成田軍平氏による1896(明治29)年の調査に基づき、明治31年(1898年)11月5日から12月3日までの29日間にわたって現地調査を行ない、また公文書・旧記などを参照して編集したものである。
  2. このリポートは「総説」「郡村」の二部構成となっている。「総説」では各国の概略を述べ、「郡村」には各村の個別状況を記した。
  3. 国・郡の境界線、山の標高、河川の長さは、北海道庁実測地形図によった。村と村の境界線は必ずしも明瞭ではないので、地元住民の判断に従った。
  4. 戸数・産業・輸出入そのほかの統計データは、官庁・漁業組合事務所などの1897(明治30)年末現在、またはその前後の時期の集計に基づいている。これら統計には精確とは言えないものも交じっていたが、大略をつかむのに支障ないと判断したものは、そのまま使用した。
  5. 文中、「現今」「もっか」などと書いてあるのは、すべて調査当時のことを意味している。

1899(明治32)年2月 北海道庁殖民部

(同書冒頭に掲げられた「例言」から。現代語訳・平田剛士)